コミュニティ・ホスピタル構想とは

コミュニティホスピタルとは

総合診療を軸として、超急性期以外のすべての医療とケアをワンストップで提供する。医療者が、本来やるべき仕事に集中し、成長しながらいきいきと働ける環境を創る。病気だけではなく、患者さんの人生を診て、「治し、支える医療」を提供し、地域の人にとって「ここがあるから安心」という拠り所になる。これが私たちが考える「コミュニティホスピタル」です。

1.総合的診療をワンストップで提供(健康づくり)

患者の人生をみて、治し、支える
地域のかかりつけ医として、総合診療を軸に超急性期以外のすべての医療・ケアを、外来から入院、在宅医療までワンストップで提供します。

2.地域医療人財の育成 ・ CX/DE(人づくり)

教育と働きがいで、人財を育てる
教育に力を入れると共に、患者さんに近い場所で多職種で働くことによって、多くの学びと働きがいが実感し、成長することができます。意欲ある医師は病院のマネジメントに参画し、自ら理想の医療を実践する場を創ることができます。

3.地域包括ケアシステム(まちづくり)

地域をつくり、地域をまるごと診る
地域に開かれた病院として、住民の予防医療に力を入れる。通院できなくなっても在宅医療と介護で⽀える。地域の医療・介護・福祉機関と協力して地域包括ケアシステムの構築を目指します。

シーズ・ワンが支えるコミュニティ・ホスピタル構想

コミュニティ・ホスピタルが必要とされる背景

「臓器別・疾患別」の枠を超えた総合的な診療へのニーズの高まり

入院患者における高齢者の比率は、この40年弱で倍近くに増えています。また多くの高齢者が複数疾患(Multimorbidity)を抱えています。

入院患者における高齢者の割合の推移
入院患者における高齢者の割合の推移
複数疾患を抱えた高齢者の割合
複数疾患を抱えた高齢者の割合

「臓器別・疾患別」という枠を超えた、総合的な診療へのニーズが高まるとともに、できるだけ早い時期に退院して在宅療養に切り替える医療体制が求められております。

地域での暮らしを支える在宅医療のニーズの拡大

高齢化がさらに進展していくことからケアすべき患者は増加していきます。高齢者が最期まで自分らしく過ごすためには、住み慣れた地域で暮らし続ける「地域包括ケアシステム」の構築が求められています。

そのためには在宅医療を含む、地域医療の最前線を担う医療機関が必要です。

最期を迎えたい場所
最期を迎えたい場所
訪問診療患者の推移
訪問診療患者の推移

コミュニティ・ホスピタル構想

シーズ・ワンは、コミュニティホスピタルの普及と医療職の教育や派遣を担う一般社団法人コミュニティ&コミュニティホスピタル協会と、病院経営ノウハウの提供や様々な業態業種とのコラボレーションのプロデュースを行う株式会社メディヴァと連携し、志を共にする医師や、患者さん、地域の方々と共に、このような病院を増やしていきます。

コミュニティ・ホスピタルを支える人材

シーズ・ワンではもっとも患者さん想いで、働きがいのある病院と地域コミュニティを全国に作り、それを通じて幸せに過ごせる地域社会を実現を目指しています。今後10年間で100病院を展開していくことを目標に、共に構想を実現していく方を募集しています。

関連医療機関

水海道さくら病院
同善病院
たちばな台病院

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